NASAの探査機ドーン セレス(ケレス)とベスタの最新画像と全文翻訳

NASA(アメリカ航空宇宙局)の公式発表記事を意訳を避けできるだけ忠実に翻訳します。

準惑星セレス(ケレス)の謎の発光部の最新高解像度カラー画像

準惑星セレス(ケレス)の謎の発光部の最新高解像度カラー画像

謎に包まれていたセレスの発光部を近距離から捉えた探査機ドーンの最新高解像度カラー画像が公開されました。

今回公開された画像からは、発光している物質があるのではなく、光を反射する何らかの物質が堆積しているように見えます。

発光しているように見えたことに対するNASAの見解は記載されていません

記事全文と日本語訳は以下になります。


March 23, 2016

Center of Occator Crater (Enhanced Color)

The bright spots of Occator Crater are shown in enhanced color in this view from NASA’s Dawn spacecraft. Such views can be used to highlight subtle color differences on Ceres’ surface.

Lower resolution color data have been overlaid onto a higher resolution view (see PIA20350) of the crater.

The view was produced by combining the highest resolution images of Occator obtained in February 2016 (at image scales of 35 meters, or 115 feet, per pixel) with color images obtained in September 2015 (at image scales of 135 meters, or about 440 feet, per pixel). The three images used to produce the color were taken using spectral filters centered at 438, 550 and 965 nanometers (the latter being slightly beyond the range of human vision, in the near-infrared).

The crater measures 57 miles (92 kilometers) across and 2.5 miles (4 kilometers) deep. Dawn’s close-up view reveals a dome in a smooth-walled pit in the bright center of the crater. Numerous linear features and fractures crisscross the top and flanks of this dome.

Dawn’s mission is managed by the Jet Propulsion Laboratory for NASA’s Science Mission Directorate in Washington. Dawn is a project of the directorate’s Discovery Program, managed by NASA’s Marshall Space Flight Center in Huntsville, Alabama. UCLA is responsible for overall Dawn mission science. Orbital ATK, Inc., in Dulles, Virginia, designed and built the spacecraft. The German Aerospace Center, the Max Planck Institute for Solar System Research, the Italian Space Agency and the Italian National Astrophysical Institute are international partners on the mission team. For a complete list of acknowledgments, see http://dawn.jpl.nasa.gov/mission.

For more information about the Dawn mission, visit http://dawn.jpl.nasa.gov.
Last Updated: March 23, 2016
Editor: Martin Perez


2016年3月23日
オッカトルクレーターの中心部(画像処理済)

NASAの探査機ドーンからの画像を、色の画像処理を施したオッカトルクレーターの発光部です。その画像処理は、セレス地表と発光部との微妙な色の違いを強調するように色補正をかけてあります。

高解像度のカラーデータになる前の、低解像度のクレーターのカラーデータは(PIA20350)を参照してください​​。

この画像は、2つのオッカトルクレーターの高解像度カラー画像データを組合わせて作成したものです。一つは2016年2月に撮影した(1ピクセル35メートル(115フィート)の解像度で、もう一つは2015年9月に撮影した(1ピクセル135メートル(約440フィート)の解像度です。色については3つの分光フィルターを用いていて、フィルターをかけた波長領域は438、550および965ナノメートル(後者は、近赤外の波長で、人間の視覚の範囲をわずかに超えた波長)です。ドーン探査機が接近して撮影したことによりクレーター中心の発光部には、なだらかな傾斜の窪地に丸いドームのようなものがあることが明らかになりました。そのドームの上部や側面には、多数の直っすぐな線や折れ曲がった線、交差した線が走っています。

ドーンのミッションは、ワシントンのNASAの科学ミッション本部のジェット推進研究所により管理されています。ドーンはアラバマ州ハンツビルにあるNASAのマーシャル宇宙飛行センター管理総局のディスカバリープログラムのプロジェクトです。 UCLAは、ドーン全体のミッションの科学関係を担当しています。バージニア州ダレスのATK社は、探査機の設計と製造を担当しました。ドイツ航空宇宙センター、ソーラーシステム研究マックスプランク研究所、イタリア宇宙機関、イタリア国立宇宙物理学研究所は、ミッションチームの国際的なパートナーです。すべての機関を確認するには、http://dawn.jpl.nasa.gov/missionに掲載してあるリストを参照してください。

ドーンのミッションの詳細については、http://dawn.jpl.nasa.govをご覧ください。


画像をクリックするとオリジナルの解像度(1041×530)で拡大表示します。
pia20355

また、記事中に比較してみるように記載されている、この画像が公開されるまでの低解像度の画像(PIA20350)はこちらです。
PIA20350


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