2017/12/13
今まで謎が謎を呼んでいたセレスの発光部について、セレス地表近くまで接近したNASAの探査機ドーンが撮影した画像が公開されました。
2016年2月と2015年9月の撮影データによる、最新高解像度カラー画像です。
従来は、撮影解像度が低いため発光がクレーター全体のような印象を持たれましたが、今回は発光部の地形の状態までハッキリと確認することができました。
なお、今回のカラー画像ですが人間の肉眼で見るのと同じような光学カメラで撮影したものではありません。特殊カメラのデータにカラーフィルタをかけて画像処理したものです。
従来の発光部の画像
高解像度の画像
今回の画像(クリックでオリジナル解像度(1041×530)で表示します)
なお、現時点では、このセレスの発光部についてのNASAの公式見解はだされていません。
今回の記事の英文原文と日本語全訳はこちら : 準惑星セレス(ケレス)の謎の発光部の最新高解像度カラー画像